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QGISのラベル位置を手動で設定する方法【画像付きで紹介】

 QGISで作業をしていると、次のようなことでお悩みの方はいらっしゃらないでしょうか。

  • SHPファイルのラベル同士が重なっていたりして非表示になっているラベルがあるので表示したい

 

 ということで今回は、QGISでラベル位置を手動で設定する方法について簡単に記事にしていきたいと思います。

 ※本記事は一方法の紹介です。できる限り正確な情報に努めますが、本記事によって損害が生じた場合においても一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

問題の対処法:ラベルの位置を座標で設定する

 対処法は、ラベルの位置を座標で設定する、ということになります。

 

 具体的な手順を図説します。

 こちらが作業前の、SHP(ポイントデータ)のラベルをデフォルトで表示させた画面になります。

 

 本来は3~11までの番号が表示されているはずですが、地物が密集しているため9、10が非表示になってしまっています。

 SHP(ポイントデータ)を選択した状態で右クリックし、「属性テーブルを開く」を押します。

 属性テーブルが開いたら「フィールドを追加」ボタンを押し、名前、型、精度を設定します。

 

 今回の名前はラベルX、ラベルYとしました。

 

 設定し終えたら属性テーブルを閉じます。

 SHP(ポイントデータ)を選択した状態で右クリックし、「プロパティ」を押します。

 レイヤプロパティのラベル>配置>データによる定義>座標 X座標を示す式>属性の型で、先ほど作成したラベルXカラムを押します。

 

 この作業をYカラムに対しても行い、「OK」します。

 ラベルツールバーの中から、「ラベル、ダイアグラム、引き出し線を移動」ボタンを選択します。

 

 その際合わせて、当ボタンの3つ左側にある赤色のラベルアイコン、「位置未定ラベルの表示切り替え」ボタンも押します。

 ※ラベルツールバーそのものが表示されていない場合は、ビュー>ツールバー>ラベルツールバーで表示させることができます。

 非表示になっている9、10にカーソルを合わせて任意の場所に移動させることで、無事、表示させることができました。

 

 ただ、これだと9、10がどこを指しているかがわかりません。

 

 そのため、引き出し線を設定します。

  

 先ほど開いたレイヤプロパティのラベル>引き出し線付きラベルと進み、「引き出し線付きラベルを描画」にチェックを入れて、「OK」します。

 引き出し線も描画されて、無事ラベルの位置を調整することができました。

終わりに

 ということで今回は、QGISで非表示になっているラベルの位置を手動で設定して表示する方法について簡単に記事にしてきました。

 

 簡単な操作ですので、少しでも参考にしていただけましたら幸いです。

 

 

 

 最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。

 

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