普段一眼レフやビデオカメラなどの外部マイクとしてICレコーダーやPCMレコーダーをお使いの方で、次のようなことでお悩みの方はいらっしゃいませんでしょうか。
- 外部マイクのホワイトノイズが目立ってしまう
ということで今回は、外部マイクのホワイトノイズを低減させるために試してみたい設定と必要なものについて記事にしていきたいと思います。
ホワイトノイズとは
まず、ホワイトノイズとは何かということですが、調べてみると下記のように書いてありました。
ホワイトノイズ(White noise)とはノイズ(雑音)の一種で、様々な周波数の音を同じ強さでミックスして再生したノイズです。 具体的には換気扇やテレビの砂嵐のような「サーッ」「シーッ」「ゴーッ」のような雑音を指します。
「Always Listening」(AudioTechnicaオウンドメディア)より引用
巷では入眠用BGMとしての価値もあるといわれるホワイトノイズですが、意図せずに目立ってしまうのは厄介ですよね。
筆者も悩んでいたので、改善できないかと試してみました。
使用中の機材
まず、使用中の機材ですが、筆者はVX1Mというビデオカメラの外部マイクとしてDR05を使用しています。
ともに愛用している機材たちになります。
ホワイトノイズを低減させるために試したい設定
ビデオカメラ側のライン入力の音量を最低レベルにする
ホワイトノイズを低減させるために試したい設定の一つ目は、ビデオカメラ側のライン入力の音量を最低レベルにする、です。
これはありがちなのですが、ビデオカメラ側のライン入力がオートになっていると、ビデオカメラ側で自動でレベル合わせをしてしまうことで、場面によってホワイトノイズが目立ちやすくなるということがあるようです。
ここではマニュアルでライン入力を最低レベルに合わせます。
案外これだけで解決した、ということもあるようですので、ご参考にしていただけましたら幸いです。
外部マイク側の入力音量を調整する
二つ目は、外部マイク側の入力音量を調整する、です。
外部マイクの入力が過剰に小さい音を拾うような設定になっていないかなどを確認して調整してみます。
外部マイク側の出力音量を調整する
三つ目は、外部マイク側の出力音量を調整する、です。
ここでは外部マイクの出力が、ビデオカメラ側の入力につながりますので、調整してみます。
抵抗入りオーディオケーブルを準備
それでもうまくいかない場合はどうしたら良いのか、一つの方法としては抵抗入りオーディオケーブルという存在が、改善してくれるのではないかということになります。
抗入りオーディオケーブルとは、簡単に言うと、入出力間の信号レベルを合わせるために、ケーブルの中に抵抗器が入っているオーディオケーブルとのことです。
いわゆるビデオカメラ側と外部マイク側のギャップを埋めるケーブルになりますね。
抵抗の度合いは製品によって様々ですが、どれくらいの抵抗が必要なのかについては、こればかりは実際に試してみるほかありません。
筆者はフジパーツの100Ωと330Ωの2つの抵抗入りオーディオケーブルを購入して試してましたが、100Ωの方があっていました。
ですので、ひとまず100Ωで試してそれでも抵抗が足りないなら330Ωで試すというのが良いような気がします。
終わりに
ということで今回は、外部マイクのホワイトノイズを低減させるために試してみたい設定と必要なものについて記事にしてきました。
少しでもご参考にしていただけましたら幸いです。
※いらすとやさんの画像を使用させていただきました。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。
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