魅力的な観光地が点在する九州において、どこを観光しようかと迷ったことはないでしょうか。
そのような方におすすめなのが第二の軍艦島ともいわれる池島です。
ということで今回は、池島がおすすめな理由を、訪問した時の模様とともに記事にしていきたいと思います。
池島がおすすめな理由
炭鉱関連施設の遺構を間近に見ることができる
一つ目は、炭鉱関連施設の遺構を間近に見ることができることです。
池島は九州最後の炭鉱が稼働する島として知られていましたが、2001年に閉山しました。
比較的最近まで稼働していた炭鉱関連施設の遺構を、間近に見ることができます。
島内を自由に見て回ることができる
二つ目は、島内を自由に見て回ることができることです。
第二の軍艦島ともいわれる池島ですが、軍艦島との違いとして大きいものとしてあげられるのが、個人でも島に入ることができる点です。
どうやら軍艦島は安全面での課題があるようで、見学者はツアーに参加しての入島となり、団体行動をしたり、スケジュールに制限があることになります。
そういった意味でも池島はマイペースで島内を自由に見て回れるので、魅力ではないでしょうか。
猫島といわれるほどに猫がたくさんいる
三つ目は、猫島といわれるほどに猫がたくさんいることです。
猫島は島に居住する人口と同程度あるいはそれを上回る数の猫が暮らす島を指すようですが、池島も該当します。
実際歩いていると、港や住宅、道端などあらゆるところで猫に遭遇します。
猫好きな人にとっては楽園ともいえるのではないでしょうか。
池島へのアクセス
池島へのアクセスは船になりますが、高速船、フェリー、地域交通船の3種類があります。
各船の主な行先・寄港地は下記になります。
高速船・・・瀬戸港(西海市)、神浦港(長崎市)、佐世保港(佐世保市)
地域高速船・・・神浦港(長崎市)
船の時刻の詳細は長崎市のHPから確認できます。
池島での回り方の一例を紹介
池島港から散策開始(池島港~池島簡易郵便局編)
池島港到着後は徒歩で島内を歩くことに。
他の移動手段としては池島線というワゴン型のコミュニティバスが走っていますが、時間があるのとゆったりじっくり島内を見て回りたかったので徒歩旅としました。
ルートとしては、幹線道路となっている県道216号池島循環線に沿いつつ時々寄り道するような感じで、反時計回りに回っていきます。
無人島の軍艦島と違い池島には島民の方がいらっしゃるようですが、一緒に船に乗ってきた人以外は車を含めあまり出歩いている人をほぼ見かけませんでした。
一応気になって池島循環線の24時間交通量を見てみたのですが、推計値にはなりますがR3年の道路センサスでは156台/日となっており、非常に少なかったです。
池島港に到着していた時点ですでに見えていた炭鉱関連施設の遺構ですが、間近で見ると非常に迫力があります。
施設の反対側には空き地がありますが、明らかに開けているのでもともとは何かの施設があったのでしょうか。
道端の地図でお手洗いの場所も確認できます。
島内唯一の郵便局がありました。
炭鉱住宅の廃墟を散策(池島簡易郵便局~公住入口バス停付近編)
このあたりから県道を外れて、炭鉱住宅を見ていきます。
ずらりと並ぶ炭鉱住宅は本当に圧巻でした。
緑に覆われてこそいますが、これだけの住宅があるということはそれだけの人々が暮らしていたということ。
現在では想像もできませんが事実なのでしょう。
8階建て住宅にはエレベータ等もないようでした。
緑に還っていく炭鉱住宅群。
数年後に訪れたときはもっと生い茂っているのでしょうか。
海を見ながら港へ戻る(公住入口バス停付近~池島港編)
炭鉱住宅を見学したあとは県道に戻り、海を見ながら池島港方面へ。
詳しくはわかりませんが、炭鉱関連施設を横目に歩いていきます。
池島港を囲む炭鉱関連施設も圧巻でした。
池島をゆっくりじっくり散策してみよう
ということで今回は、池島がおすすめな理由を、訪問した時の模様とともに記事にしてきました。
少しでもご参考にしていただけましたら幸いです。
※最新の情報にご注意ください。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。
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