「【節約】家計簿はあえてつけないを習慣化している話」
今回は家計簿はあえてつけないを習慣化している話です。
私は無理のない節約が好きで習慣にしていますが、大事にしていることの一つとして家計簿はあえてつけないを習慣化しています。
節約好きの方にとっては家計簿をつけないのはナンセンスだとお考えの方もいらっしゃると思いますが、あえてつけない理由として学生時代の経験があります。
学生時代、地方の大学院に通っていた私は、アパートで一人暮らしをしており、アルバイトもほぼしていない状態のもと、仕送り額の範囲内で毎日を過ごす中で家計簿と出会いました。
始めた当初は普段どんなことでお金を使っているのかを用途別に仕分けて記録して便利だなということで気に入って、行動も無駄遣いを省く程度のものだったのですが、次第にエスカレート。
気付けば目標額のために、ひと月の出費上限額を計算して日割りで予算化していました。
この日割りの予算の額というのは今思い返せば固定費や無駄遣いを省く程度では到底達成が難しい額でしたが、当時は気づかず食費にまで手を出してしまいました。
日々頭を使う大学院生にとって大切なエネルギー補給源であるはずの食事にまで無理のある節約が入り込んでしまったことにより、少食化し、安い食材で偏った食事になりました。
こうした生活を1年半ほど続けたある日どうなったのかというと、体調を崩して一定の期間、通院することになりました。
時間をかけて通院して、診察を受けて、お薬をもらって、、という一連により、どれだけの額が結果的に節約できたのかは知れません。
失敗を身をもって知るというのはまさにこのことだと思いました。
それからというもの、日割り予算は諦めることとし、家計簿自体も辞めることにしました。
日々の支払い状況はクレジットカードの明細を見れば良いし、無駄遣いかどうかの判断も、よほどわかりやすいものでない限りは線引きは自身ですることになると思います。
それに「無駄遣い」のなかにこそできたかもしれないはずの経験が眠っているのだとしたらとてももったいないこととも思います。
節約は無理のない範囲で、もっと楽に、前向きに楽しんでやりたいとも思ったからです。
※いらすとやさんの画像を使用させていただきました。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。
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