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湖底に沈む前の旧川原湯温泉駅周辺の訪問記録を振り返る【八ッ場ダム】【群馬県吾妻郡長野原町】

 主に鉄道好きの方で、次のような情報をお探しの方はいらっしゃらないでしょうか。

 

 ということで今回は、湖底に沈む前の旧川原湯温泉駅周辺の訪問記録を振り返っていきたいと思います。

湖底に沈む前の旧川原湯温泉駅周辺の訪問記録を振り返る

 筆者が旧駅を訪れたのは2013年3月。新駅に移転する1年半前の頃でした。

 

 まだ3月も始まったばかりで、残雪が残る冬空のとある日でした。

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 当時の旧駅は特急草津号の停車駅となっていたため、本数の少ない吾妻線の駅のなかでも比較的アクセスしやすい駅という印象でした。

 しかし駅を降りてすぐ目に飛び込んできたのは衝撃的な風景。

 

 見上げると今より遥かに高い位置で建設が進む八ッ場大橋の橋梁の姿がありました。

 

 旧駅周辺は八ッ場ダム建設により水没予定とは頭では分かったつもりでも、橋梁を見上げながらに感じたあれほど高い位置まで水が来るのかという工事の規模の大きさと、今自分が立っている地面もいずれは水没してしまうのかという何とも言えない無力感は忘れられません。

 

 なお当時の訪問記録には駅に着いた途端「なんなんだ、ここはと思った」と正直に書いてありました。

 

 そんな印象を抱きつつ西側に向かって歩みを進めていると、空から急にパラパラと雨が振り出して、雲もやや暗くなっていきました。

 

 そして静寂すぎる辺り一帯には、カンカンカーンとの工事の音だけが不気味なほどに大きく響き渡っていました。

 早速川原湯温泉の入り口を示す看板を発見。

 

 橋梁工事は確かこの看板の少し奥のあたりで行われていたと記憶しています。

 看板をくぐってからしばらく道を歩いて見えてきたのは加納治五郎の別荘跡。

 

 本当に跡だけのようで、建物そのものはありませんでした。

 

 高校時代の体育の授業で柔道史に大きく貢献された方だと聞いた記憶があり写真を撮りました。

 

 なお、今回歩いていていつも感じていたことですが、自分の今見ている土地や景色はほとんど全てがいずれ湖底に沈んでしまうものだと思うと、無常さに似た寂しさがありました。

 

 道を折り返して旧駅に戻る途中には川原湯郵便局が。

 

 平日だったので旅行貯金を行いました。

 

 

 温泉街を後にします。

 普通列車で駅を離れました。

湖底に沈む前の旧川原湯温泉駅周辺の訪問記録

 ということで今回は、湖底に沈む前の旧川原湯温泉駅周辺の訪問記録を振り返ってきました。

 少しでもご参考にしていただけましたなら幸いです。

 

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 最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。

 

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