都区部での用事の前に、一目でいいから海を感じたいというような経験をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
少なくとも私はあります。
その後の用事が自身にとっての楽しい事であっても、郊外暮らしの繊細人間が都会に出てくるというのは無意識的にも疲れているようで、自然を感じて一休みしたいという欲がそれになります。
そのような個人的な前置きはさておいて、都区部で気軽に海を感じられる場所はどこなのか、調べてきて出てきたのが東京都の海上公園でした。
海上公園とは何か、東京都港湾局のホームページには下記のように書かれています。
かつて、東京の海は豊富な魚介類に恵まれ、水遊びや釣りなどが楽しめる憩いの場であり、人々の日常生活と深いつながりのある空間でした。
しかし、昭和30年代からの高度経済成長に伴い、大規模な埋立てが進み、工場が立地し、港の拡張が続けられた結果、生活の場としての「東京の海」は忘れられ、都民は身近に海とふれあう場を失ってしまいました。
そこで、かつて都民生活に海が果たしてきた役割をあらためて見直し、都民が海や自然とふれあい、スポーツやレクリエーションを楽しめる場として、東京の埋立地に公園を整備していくことになりました。これらの公園のことを「海上公園」と呼んでいます。
つまり工業化の過程で実生活と一度離れてしまった海と住民とのふれあいの場を提供するために埋立地に都が整備した公園といえそうです。
こうした公園は都区部に38あるそうです。
私はのちに月島での友人との食事がありましたので、新木場駅からアクセスできる若洲海浜公園に行くことにしました。
今回は夕刻の若洲海浜公園に癒されたときの模様を記事にしていきたいと思います。
直通バスに乗り遅れ、東京ヘリポート前から徒歩で若洲海浜公園へ
訪問はあくまで用事の前にふらっと立ち寄る程度に思っていましたので、時間などは特に調べないまま新木場駅に到着。
バス停の時刻表を見るとお目当てのバスである都営バス[木11甲]はつい数分前に出て行ってしまったようでした。
次のバスは30分後ということで、しばらく待つことに、、ただこの路線を調べみると便によって若洲橋を渡る便と渡らないで折り返す便がある様子。
折り返す便に乗ったとしても途中の東京ヘリポート前までは行ってくれることがわかり、結局折り返す便に乗りました。
行程的には半分の2㎞ほど来れたことになるので、図らずも徒歩で若洲橋を渡り、潮風を感じることができました。
やがて東京港臨海道路が上昇していくあたりまでくるとそこはもう公園の入り口です。
若洲海浜公園への入口は複数あるようですが、とりあえず歩行者用の近道を進みます。
時間外の若洲昇降タワーを見上げて再訪を誓う
近道の途中には、若洲昇降タワーという、東京ゲートブリッジの歩道部分にアクセスできる施設に遭遇しました。
空いていれば上ってみたかったですが、すでに営業時間外。
分かっていたことですが気になるところなので再訪に期待します。
若洲海浜公園に癒される
昇降タワーを過ぎてすぐに見えてくるそこはすでに若洲海浜公園です。
東京ゲートブリッジを地上から眺められる場所で、人工磯になっているために釣り人の方々がほとんどでその他サイクリストの方々、カメラマンの方々等で賑わっていました。
出入口から離れた東の奥側まで歩みを進めると、夕刻の東京港と東京ゲートブリッジ、都区部の街並みが見えます。
打ち寄せる波音に癒されます。
バス停に戻るため、再度出入り口方面へ。
行きは下側の道を来たので、帰りは少し高台のサイクリングロードに乗って帰りました。
感想
今回は夕刻の若洲海浜公園に癒されたときの模様を記事にしてきました。
実際に海に癒されただけでなく、都区部でも気軽に海を感じられる公園を開拓できたので非常に満足でした。
また機会を見つけて再訪したいと思います。
【訪問した場所】
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