のんびり趣味生活の記録

繊細気質な男性会社員が楽しむ趣味、副収入、日常生活を綴ります。

 当サイトにはプロモーションが含まれます

本牧線を走る試運転貨車とは何か?どんな貨車群がつながっているのかまとめてみた【神奈川臨海鉄道】【貨物線】

 先日、好きで通っている臨海鉄道の一つである神奈川臨海鉄道本牧線の各列車について記事を書いてみました。

 

 続いて今回は本牧線を走る試運転貨車とは何か、またどんな貨車群がつながっているのかについて記事にしていきたいと思います。

本牧線の試運転貨車とは

 まず本牧線の試運転貨車とは何かですが、端的にいうと川崎車両所で検査を受けた貨車群で、2020年春の改正から試運転の目的で本牧線を走るようになりました。

 

 車両所のある川崎貨物駅から根岸駅を経由し横浜本牧駅へ。横浜本牧駅到着後はそのまま折り返す形で川崎貨物駅まで一往復します。

 

 試運転とあるように営業運転ではないので、本来縁のないはずの貨車群も本牧線を走行することから、貨車群の注目度はそれなりに高いのではないでしょうか。

試運転貨車が連結される列車

 試運転貨車が連結される列車は2列車あります。

 

 往路が51レ、復路が52レです。

 

 復路については何らかの理由により、稀に54レになることもあります。

 

 基本的には平日、土曜日に運行します。

 

 そのうち、平日の火曜日から土曜日までは海上コンテナ編成の運行があるため、列車単位の組成でみると次のようになります。

 

【51レ】

 平日の月曜日・・機関車+試運転貨車

 平日の火曜日~土曜日・・機関車+海上コンテナ+試運転貨車

 

【52レ(稀に54レ)】

 平日の月曜日~土曜日・・機関車+試運転貨車

 

 ※両列車共に機関車甲種輸送の運転日、年末年始などの貨物運休期間の前後は内容が異なります。

つながる貨車群①コンテナ車

コキ100系

 コキ100系は国内を走る最もオーソドックスなコンテナ車になります。

 

 試運転貨車としてもオーソドックスであり、最低2両はつながっていることが多いです。

 

 ですので、試運転貨車としての稀少度としては低いです。

 

 また本牧線を走行する全てのコンテナ列車に基本的には連結されているため、普段から目にすることができます。

コキ200系

 コキ200系は海上コンテナ輸送用のコンテナ貨車になります。

 

 本牧線を走る記録の少なさと自身でも一度しか遭遇していないことから、試運転貨車としての稀少度としてはそれなりに高いのではないでしょうか。

 

 営業運転時でも本牧線を走行するのは比較的珍しく、稀に53レに挟まっていたり、普段はコキ106形、コキ107形の登板が多い海上コンテナ車として目にすることがあります。

つながる貨車群②タンク車

タキ1000形

 タキ1000形は国内を走る最もオーソドックスなガソリン専用のタンク車になります。

 

 試運転貨車としてもオーソドックスに近く、概ね1両以上がつながっている印象ですがつながれていない日も見たことがあります。

 

 ですので試運転貨車としての稀少度としてはそれなりに低いといえます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

タキ43000形

 タキ43000形はタキ1000形のひと世代前にあたるタンク車になります。

 

 タキ1000形に紛れて1両つながっているというような印象です。

 

 稀少度としてはそれなりに高いですが、老朽化による廃車が進行していることから、今後はさらに珍しくなっていくものと思われます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

タキ1900形

 タキ1900形はセメント専用のタンク車になります。

 

 もともと中京で活躍している車両ですので、関東で走行シーンを見かけること自体珍しいです。

 

 稀少度は高いですが、老朽化による廃車の進行・後継車の登場により、今後はさらに珍しくなっていくものと思われます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

タキ1200形

(本牧線内での画像がないため代用しています)

 

 タキ1200形は亜鉛焼鉱専用のタンク車になります。

 

 もともと福島で活躍している車両ですので、関東で走行シーンを見かけること自体珍しいです。

 

 稀少度は高いといえます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

つながる貨車群③ホッパ車

ホキ800形

(本牧線内での画像がないため代用しています)

 ホキ800形はバラスト散布用のホッパ車になります。

 

 その事業用的な用途から稀少度は高いといえます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

ホキ9500形

(本牧線内での画像がないため代用しています)

 ホキ9500形は採石輸送用のホッパ車になります。

 

 もともと中京で活躍している車両ですので、関東で走行シーンを見かけること自体珍しいです。

 

 稀少度は高いといえます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

つながる貨車群④長物車

チキ6000形

 チキ6000形はレール輸送の長物車になります。

 

 現在機関車牽引のレール輸送は珍しくなっているため、稀少度は高いといえます。

 

 営業運転時は本牧線を走ることはありません。

本牧線を走る試運転貨車とは何か?どんな貨車群がつながっているのかまとめ

 今回は本牧線を走る試運転貨車とは何か、またどんな貨車群がつながっているのかについて記事にしてきました。
 
 魅力的な貨車群からは目が離せません。
 
関連記事


 

 ※最新の情報にはご注意ください

 

 最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。

 

 フォローお願いいたします

   ▽

 

写真好き会社員によるのんびり表現活動の記録です。 - にほんブログ村