高校生、大学生、大学院生などの主に学生さんの方で、次のようなことでお悩みの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
- アルバイトの経験がない
- HSPでどんなアルバイトを始めたらよいのかわからない
そのような方について参考になるのが、誰かの体験談、経験談ではないでしょうか。
私もアルバイトを始めるときなど、自分で考えつつも友人、知人、親御さん、ネットの情報も参考にしたものです。
ということで今回は少しでも経験が参考の一つになればと思い恐縮ではありますが、学生時代のアルバイトについて振り返る記事を書いていこうと思います。
HSPの私がアルバイトを選んだときの視点|アルバイトに向けて
非接客業であること
まずアルバイトを選んだ時の視点の一つ目は、非接客業であることでした。
HSPの特性として、内向的で他人の影響を受けやすいなどがありましたので、まず「アルバイト」という存在に慣れるためにも、居酒屋さんなどバリバリの接客業は避けるようにしました。
勉強の時間が取れること
二つ目は、勉強の時間が取れることです。
「学生の本分は勉強」という言葉がありますが、私も同感でした。
あくまで勉強はメインでアルバイトはその次という風に考えていました。
経験したアルバイトを紹介
①郵便局での年賀状仕分け(高校3年生冬)
人生初めてのアルバイトは、大学入試が終わった高校3年生の冬に応募した郵便局での年賀状仕分けでした。
既述の理由により、中高が一緒の友人と二人で一緒に応募しました。
感想としては、まずここから経験してよかったなという内容でした。
社員の方もアルバイトの扱いにはとても慣れていらっしゃるようでしたし、優しく丁寧に接してくださりましたので悪い印象はありませんでした。
年末年始が忙しくなる点は難点ですが、お正月のお昼休みに、駅伝好きな友人と社内食堂でテレビ中継を見て盛り上がっていたのは良い思い出です。
②物流センターでの仕分け①(高校3年生冬)
その次は、高校3年生の冬に2か月ほど物流センターでの仕分けを経験しました。
前回のアルバイトからの仕分けつながりで応募したのですが、今回は2リットルペットボトル6本セットが2段組みになっているものが連続するようないわゆる力作業の部署でした。
登山をやっていたのでそこまで体力はない方ではないと思っていましたが何時間も仕訳けているとなかなかに腰にくる仕事でした。
一方で時給は良かったので悪くなかったかなとは思います。
③スーパーの店員(大学1年生~4年生始め)
大学1年生から大学4年生の初めまではスーパーの店員を3年強勤めました。
避けてきた接客業で始めは不慣れな部分もありましたが、結果として3年強務めることになり、アルバイト生活としては最も在籍期間が長いものになりました。
言い換えると、それほど居心地が良く楽しかったところでもあります。
何が一番良かったのかなと思うと、やはり店員同士が良好な人間関係だったというところです。
当時在籍していたのは大学生が中心でしたが、いわゆる遊んでいるような方という方は一人もおらず、何か一つ以上目標や夢をもっている方ばかりでした。
難易度の高い大学院を目指していたり、劇団員さんを目指されていたり、海外とつながりがあったりと本当に多様でかつ刺激的なアルバイト先でした。
周りの影響を受けやすいといわれるHSPですから、このように何かしら前向きなアルバイトの方々ばかりの中に身を置いていると、自然と自らも前向きになれてたのかもしれません。
そのほかの魅力としては、覚えることが多すぎないことや適度に暇な時間があったことでしょうか。
④物流センターでの仕分け②(大学4年生秋~冬)
大学4年生の秋から冬にかけては大学院受験が終了したので物流センターのお歳暮時期の短期募集ということで2か月程勤めました。
前回の力作業の部署は大変だったので今回はメール便などを仕分ける部署を希望して勤めました。
⑤物流施設での仕分け(大学4年生冬)
大学4年生の冬、春休みに卒業旅行資金調達と長期休み中の生活習慣が崩れないようにということで物流施設での仕分けを担当しました。
②④とは同じ会社ですが、センターではなく地元の施設になります。
特に今回は早朝バイトということで冬の寒い時期に日の出前の夜道を自転車を漕いでいったのは良い思い出ですが、何より仕事が終わっても朝日が昇ったばかりで、清々しい気持ちで一日が過ごせるのはとても大きかったです。
自分は朝型なのですが、この頃の経験が朝の時間の有効活用が合っていることを自覚させてくれたようにも思います。
⑥研究室の資料整理(大学4年生春)
⑤と同じく大学4年生の春休みの頃に研究室のアルバイトという形で資料整理をお手伝いしました。
内容は全然忙しくなく、先生と同じくアルバイトの同期と話しながら整理していったものは良い思い出です。
⑦大学講義のTA(大学院修士2年生秋)
大学院は基本的に2年だけなのでアルバイトはしないつもりでいましたが、先生に声をかけられて大学講義のTAをするようになりました。
先生の意図としてはTAとして講義の準備をしてもらいつつ、講義中も興味があるだろうから授業の内容を聞いてもらおうということでした。
実際のところとても面白い講義だったのを覚えています。
そしてこれが学生時代最後のアルバイトにもなりました。
HSPの私がアルバイト生活を振り返って意外に思ったこと
必ずしも非接客業に固執する必要はない
一つ目は、必ずしも非接客業に固執する必要はないということです。
初めのうちはアルバイトに慣れるために非接客業を選びましたが、バリバリの接客業でなければ自分にもできることがわかりました。
忙しすぎないことや覚えることが多すぎないことも大事?
二つ目は、忙しすぎないことや覚えることが多すぎないことも大事?と思った点です。
3年強務めたスーパーでのアルバイトも後半では、駅前に開店した同系列の別店舗に応援にいくことも数回ありました。
そちらは所属している店舗よりも売り場面積が広くて取り扱う品も多く、たばこも取り扱っていたので、覚えることが一気に増える状況でした。
またこの駅前店舗の開店により、やや駅から離れた所属店舗ではお客様が減り、地元の方が主となり、暇ができました。
すると心の余裕が生まれて、焦らず、余裕をもってお仕事に集中することが出来ました。
上記の点から、覚えることが多すぎないことや、適度に暇があることも大事なのかなと思った次第です。
その後も人間関係が続くこともある
三つ目は、その後も人間関係が続くこともあるということです。
HSPは深い話を好むといわれていますが、二つ目に挙げたようなアルバイトでも暇な時間にはちょくちょく深い話もできるわけです。
それによってアルバイトの時間以外でも会ったり、話したりようになりました。
先日もふと社会人になってふとアルバイト先を訪れましたが、当時一緒に勤めていた先輩の方がいらっしゃって、今度食事に行こうよとかその後後輩が突然電話をかけてきたみたいな話もありました。
出会ったり話す度に本当に懐かしいですし、居心地も良いなと思いました。
このようにアルバイトの人間関係が続くこともあるのだなと思いました。
HSPの自分に適した場所でアルバイトをしてみよう
ということで今回は少しでも経験が参考の一つになればと思い恐縮ではありますが、学生時代のアルバイトについて振り返る記事を書いてきました。
HSPの学生さんにとってどんなアルバイトが自分に合っているのかについて少しでもご参考にしていただけましたなら幸いです。
そしてアルバイトを始めてみたいというお気持ちが少しでもあるのであれば、まずは世の中にどんな求人があるのかを知るところから始めてみましょう。
個人的にはタウンワーク🔗あたりで探してみるのがおすすめです。私も学生時代に利用させていただいて感謝しています。
始めは少しだけ勇気がいるかもしれませんが、悶々としているよりも、一度行動してみると前進できた気がして案外すっきりしますよ。
ということで、少しでもご参考にしていただけましたなら幸いです。
※いらすとやさんの画像を使用させていただきました。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。
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