「子育て絵日記に癒された話」
今回は私の本棚にある子育て絵日記の話です。
私にはお気に入りの本があります。
タイトルは『マルサイ家の三兄弟 ドタバタ絵日記 男子が3人います。』。
入社1年目に初めて遭遇した繁忙期のさなか、癒しと元気になれる本を求めて購入しました。
本の内容を端的に言うと、男3人兄弟を持つ家庭のお母さんが描く日常の子育て一コマ漫画です。
そして大きな魅力なのが、どのコマを見ても大変な子育てを楽しんでやろうとする親御さんの意気込みと、親御さんからお子さんへ注がれる無償の愛のようなまなざしが、愛らしいイラストとコメントによって言葉にせずとも読者に伝わってくるところだと思います。
また、もう他の楽しみ方としては、自身も男2人兄弟なので弟もこうだったなと懐かしくなれる点、かつて自身が幼かったときの両親の心境を推察できる点でしょうか。
本のジャンルは日常系ですが、本当に自身にとっての日常かと言われれば現時点で子育て世代ではないので、非日常でもあります。
そういった意味では模範本にもなってくれるかもしれませんね。
そしてここからは少し話がそれてしまいますが、この本を読んでどうして癒しや元気を感じるのだろうと気になり考えましたが、それはやはり非日常を感じているからなのだろうと思います。
でももし今後ライフステージが変わって子育て世代に差し掛かることがあったのなら、この本に描かれたような世界が日常にすり替わります。
とすると現時点の日常が今後は非日常となる訳ですが、そうなったときはどのような本を読んで癒しや元気を得るのか少々気になりもしました。
同じ構造になるなら、独身男の気まま暮らし的な作品を読んで癒されたりするのかなと考えましたが、それは恐らくないように思えます。
というのも、なんでも無償の愛が汲み取れるような関係性が描かれている本が好きだからです。
読んでいて心が温かくなる、そういう本が私は好きです。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。