梅雨といえば長い雨の時期です。
しかし最近の雨は、ゲリラ豪雨などといわれるようにやたらに大雨や荒天が多いのが特徴です。
例え折り畳み傘を持っていたとしても、突然の風雨に耐え切れず、場合によっては傘が折れて壊れてしまったという経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
残念ながら、傘は一度壊れてしまうと、見た目的にも機能的にも、このまま使い続けることはできません。
自力で直したり、業者さんや直してもらうことが考えられるのですが、現代は100円ショップでも折り畳み傘が買える時代。
単純に使える傘が欲しいだけなら、修理にかかる手間や経費もろもろのことを考えても、買い替えるが圧倒的に楽です。
ということで壊れてしまった傘は本来の役目を見失ってしまう訳ですが、中には次のようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 壊れてしまった傘はお気に入りだったで簡単には捨てられない
- 永らく使ってきたので思い入れがある
- 傘という形でなくともいいので、再利用したい
以上のことに対応できるのは、壊れた傘を傘ではない別の形で活かすという方法だと思います。
具体的には傘の生地の部分を使って他の形にすることなどが挙げられますね。
ということで今回は壊れた折り畳み傘を簡単な活かし方を考えてみたいと思います。
壊れた傘を分解する(生地の部分を取り出す)
こちらが壊れてしまった折り畳み傘。
永らく使ってきたので正直思い入れがありました。。
とはいえどのくらいの壊れ方だったのかを調べに分解してみてみると、計6本うち2本の骨組みが中心に近いところで折れてしまっていました。
さすがにこれでは傘の継続使用することはできません。
ということで早速、収納用の紐も含めて生地の部分を切り離していきます。
生地を骨組みに括り付けている細い糸をハサミやカッターで切り取っていきます。
すべての骨組みから生地の取り出しが終わりました。
これで再利用したい部分の作業は完了です。
壊れた傘の活かし方(老朽化した自転車の前かごカバーとして)
では切り取った生地をどのように活かしていくのか、私が思いついたのは自転車の前かごカバーでした。
というのも、我が家の自転車の前かごは経年劣化による錆びと剥がれで、かごの荷物がいつも汚れてしまうという事態が常態化していました。
具体的に何をするのかといえば、やることは簡単。
生地を前かごの形に敷く、これで概ね完成です。
どのような活かし方があるか、他の形態も試してみます。
こちらは買い物袋を想定していますが、生活感があるなどしてあまり知られたくない買い物をしたときに目隠しとして使えそうです。
他には高さのあるリュックなど、荷物押さえに活かせるかもしれません。
ちなみに、先ほどの切り出し時に切らないでおいた傘の紐は、自転車本体に生地を固定するための紐となって、自転車の胴体に安全ピンで固定しています。
壊れた傘を活かしてみよう
以上が一通りの作業ですが、感想として、作業自体とても簡単だったという印象でした。
生地を切り離す作業も5分足らずで、取り付ける作業も1分もかからなかったためです。
このように永らく共にしてきたものが形を変えてそばにいてくれることはありがたいことですね。
なお、折り畳み傘のリメイクアイデアをまとめていらっしゃる記事がありましたので、こちらも最後に掲載させていただきたいと思います。
壊れた傘の別なる余生、いかがでしょうか。
最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。